前回【オーストラリアの治安】家の中で泥棒とばったり in AUS。の続き。

 

僕が2段ベッドの上でくつろいでいると見知らぬ浅黒いおっさんが入ってきてルームメイトのT君のバッグを手に飛び出していった。

T君も部屋に戻ってくる途中で違和感を感じていた。いつもは閉まっているはずの玄関のドアが開け放たれていたからだ。

 

それから2人で恐る恐る表に出てみたものの、すでに5分は経っていたので辺りは静かなものだった。

翌日、朝から皆に事情を話すと隣の部屋に住む日本人のお姉さんは「やっぱりそうだったんだ…。誰かが家の中をうろついていた気がしたから怖くて昨日は部屋のカギを閉めてたんだよね…。」と話していた。

家の日本語話せるオージーのおじいちゃんオーナーに話すとすぐに警察を呼んでくれて、その日は2人で事情聴取を受けた。

 

後で聞いた話だが、泥棒はずっと僕らの部屋の様子を伺っていたらしく、部屋の外側にたばこの吸殻がたくさん見つかった。

僕らの部屋は通りに面していて、大きな窓がありブラインドがかかっているものの窓の下5センチほどの隙間があった。

夜になるとこの辺りに街灯はなく、外は真っ暗になる。部屋の電気をつけていれば室内の様子は外からはっきりと見える。だけどその隙間からは2段ベッドの上に人がいることは確認できなかったのか、入ってから僕に気づき、近くにあったカバンだけを盗ってすぐに出て行ったのだろう。

僕は普段であれば「そんなのを見ていたなら飛び掛かればいい!」と考えるタイプなのだが、実際にそういった現場にでくわすと黙ってしまう、まさに満員電車で痴漢にあったOLの気分だった(?)。

ちなみにT君はこの一件で「パスポート・サイフ・iphone」を失うという大きなダメージを受け、それからしばらくの間T君は大好きな萌えアニメを朝から晩まで一日中見て過ごすという現実逃避へと走った。

当時T君のお気に入りは「けい○んっ!!」だった。。。

 

終わり